僕が出会った最悪な精神科医

こんにちは、ゆきおんです

この名前の由来は僕の名前の「ゆうき」と僕が大好きな「ミニオン」を合わせただけです。すみません、何のひねりもなくて(笑)

 

今回は3回目ということで、僕が出会った最悪な精神科医をご紹介いたします。

お名前は覚えているけど伏せておきますね、笑

 

僕が19歳、浪人していた時のことです。

僕は現役時代、東大を受けていて4点差で落ちていたので、そこまで真剣に勉強せずとも大丈夫だったとは思うのですが、無理してしまったのだと思います。

勉強していてだんだんと調子が悪くなってきたのは、ちょうど年末11月〜12月くらいだったと思います。

 

勉強に集中できなくなる、それが最初の症状でした。

まぁそれだけ言ってもそらそうでしょとなると思うのですが、簡単に例えるなら学校で仲良い友達に裏切られ仲間外れにされた翌日に勉強しているような感じとでもいえばいいでしょうか。

おそらく、翌日はそのことで頭がいっぱいで勉強どころではないと思います。

自分のどこが悪かったのか、不当に対する怒りなど湧き上がってくるものです。

本来こういったものは時間が解決してくれるものですが、僕のうつ病の初期症状として現れたこれは、時間が経つにつれどんどんとひどくなっていくばかりでした。

 

その次に現れたのは、不眠、夜眠れなくなってきました。

23時ごろまで勉強して0時に布団に入るようにしていたのですが、布団にはいってから2~3時間眠れませんでした。その間、本来なら勉強できた時間をこのように無駄にしているという罪悪感でいっぱいでした。

まぁ今思えばそれもかなり良くなかったんだと思います。

どんどんどんどんと罪悪感が大きくなり、より眠れなくなるという悪循環に陥っていきました。

 

徐々に他人のことも怖くなっていき、頭の中が良くない妄想で支配されていきます。

模試では簡単に受かってもおかしくない成績をとっていたのに、絶対に受験に失敗するという観念が頭を離れなくなり、結局勉強すらできなくなっていきました。

 

僕は異変に気付き、両親に病院に行ったほうがいいと言いました。

両親は最初驚きはしたものの、病院に連れて行ってくれました。

やっとここで僕が紹介したい精神科医を紹介できます!!笑

 

そこは精神科医を何人も抱えている感じのかなり大きい精神科の病院でした。

問診票を記入し、館内放送で呼ばれ診察室に入っていくと、若い研修医のような女性がいました。

こちらの女性は助手で、初め症状をこちらの女性に事細かに話しました。

その時に話した内容は、集中できない、不眠、生活リズムの乱れ、不安感、希死念慮などだったと思います。

その後、助手の記録した内容をもとに医師が診察します。

僕はできる限りあらゆる情報を提供したいと思っておりました。

それが正しい診察につながると、自分の症状がうまく説明できないときのために紙に箇条書きにして持って行ったくらいです。

初め質問されそれに答える形で診察は進んで行ったのですが、こちらが何か話そうとすると相手の精神科医が制止してきました。

あなたは余計なことを話す必要ないよ。とでも言わんばかりに。

このままでは何も話せずに終わってしまうと焦り、書いてきた紙を広げようとすると、次から次へと質問を繰り返してきて、一方的に軽い適応障害ですね。

と簡単に告げられました。

 

軽い....?

適応障害....?

 

こんなに苦しいのに?こんなに死にたいと思って最後の頼みでここまできたのに?

 

ちょっと休めば簡単に治るよ。

受験は諦めてちょっと休みなさい。

そうすれば簡単に治るから。

 

はぁ....?

休んで治るかもしれんけど俺の人生はどうなる....?

 

こちらが何か言おうとしてももうこちらに何もいうことはないよとでも言わんばかりに、診察室を追い出されました。

せっかく用意してきた紙も広げる暇すらありませんでした。

 

僕は今真性のうつ病なのでわかりますが、3年前のあのときは確実にうつ病だったと思います。

担当医はおそらく僕が単なる受験の疲れで病院まできたと思っていたのでしょう。

もしかしたらプレッシャーが強くなるこの時期には多いのかもしれません。

ただ相手の言うことも聞かずに診断など下してもいいのか?

特に精神医学の分野において....。

 

結局薬も何も処方されないまま病院から帰途につきました。

診療費はがっぽり払わされましたけどね。

帰り道、車の中で、あの精神科医に対する怒りというか殺意が抑えられませんでした。

 

俺がこれほど苦しんでいるのに、見捨てられた。

そのように絶望と怒りが混ざり合った感情の中にいました。

 

その後、精神科の病院に対する恐怖から結局2年近く病院に行かず、なんとか過ごしていきました。その間、2、3度ほど再燃を繰り返していたのだと思います。

 

今は素晴らしい主治医にあたり治療をしているのですが、うつをこれほど長くほうっていたこと、何度も再燃を繰り返していることなどから、うつとは一生付き合う気でいた方がいいと言われています。

 

今考えても、あの時...うつ病と診断されてきちんとした治療さえ受けることができていれば、、と悔やまれます。

そして、一人の医者を信頼しすぎず、他の医者も当たってみるべきだったと思います。

 

この世の中には良い医者ばかりとは限りません。

半分以上の医者はろくでなしくらいに思っていても良いかもしれません。

 

皆さんも僕と同じ轍を踏むことないよう、もし今の主治医に不満があるなら他を当たってみるのも良いかもしれません。

これから初めて精神科、心療内科を訪れると言う人も、いくつか尋ねる区でいた方が良いかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

僕の経験が少しでも皆さんの役に立てばと思っております。